2004年07月21日

[scald] 小次郎の大火傷(06):幸か不幸か

小次郎がふすまを開けられなければ…。
小次郎が浴室の扉の前で待ち構えていなければ…。
小次郎がお風呂好きでなければ…。
浴室の窓が開いていなければ…。
浴槽のフタのバランスが悪くなければ…。
お風呂が沸かしたてでなければ…。

タラレバを言っても仕方がないですが、5つの条件が重なっても、事故は起きなかったと思います。

それなのに。
6つの条件全てが重なってしまって、事故は起きてしまった…。

しかし、不幸中の幸いだったのは、小次郎はフタと一緒に落ちたこと
先に落ちたフタが支えとなって、小次郎の全身がお湯に浸かる事態を避けられました。
そして、先に落ちたフタが足場となって、小次郎は自力脱出できました。
つまり、熱湯に浸かっていたのは、身体の下半分(足とお腹)が2~3秒。

2~3秒なら…。

人間なら、「あちっ」で終わりです。
もちろん、その後は水で患部を冷やしておいた方が良いでしょう。
猫だって、火傷の後の処置は同じです。
ギャーギャー泣き叫びながら逃げ隠れている小次郎を捕まえて、全身を水で冷やしましたよ。

しかし、後でお医者さんから言われて気がついたのですが…。
人間と違って、猫は全身が長い体毛で覆われています。
毛皮のコートが自慢。
その身体がお湯に濡れると…。
体毛にお湯が絡みます…。
つまり、水で冷やすまで小次郎は熱湯のコートを着続けていたのでした…

さて、次回は病院探しです。


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