2006年12月25日
[keiba] 第51回有馬記念
ラストフライトも完璧でした。
ディープインパクトの国内唯一の敗戦が前年の有馬記念。
有馬記念以外でも、中山競馬場でのレースは楽に勝てていません。
皐月賞はスタートでつまづき、弥生賞はクビ差の勝利。
それゆえに中山のコースが不安視されましたが、全くの杞憂でしたね。
ディープインパクトにしては珍しくスタートでの出遅れは無し。
この瞬間、勝ったと思いました。
いつもなら1馬身出遅れるところで出遅れなかったのですから。
1馬身のアドバンテージをもらったも同然です。
道中は後方を楽に追走。
アドマイヤメインの大逃げにも慌てず騒がず。
そして残り600mぐらいからスパートすると、大外から他馬をごぼう抜き。
直線もムチを1発入れただけで、最後の100mぐらいは惰性でゴール。
それでいて、上がり3ハロンが33.8秒で後続に3馬身差を付けての圧勝だったのですから恐れ入りました。
これで、JRAのG1はシンボリルドルフ、テイエムオペラオーに並ぶ最多タイの7勝目。
4歳で偉大な先輩馬と肩を並べましたし、史上最強馬と言って良いんじゃないでしょうか?
現役続行すれば、まだまだG1勝ち星を重ねられる事は確実ですし。
それにしても、ディープインパクトは歴代名馬の長所を全て兼ね備えたような馬でした。
負けない安定感と言えば、三冠馬シンボリルドルフのよう。
最後方追走から他馬をごぼう抜きする走りと言えば、三冠馬ミスターシービーのよう。
直線で豪快に突き抜ける走りと言えば、三冠馬ナリタブライアンのよう。
アイドルホースと言えば、オグリキャップのよう。
これだけの馬は、もう当分出てこないでしょう。
次に出てくるのは10年後か?20年後か?
本当にディープインパクトと同じ時代を生きられて幸せでした。
最後に今まで良いレースを見せてくれて本当にありがとう。
"[keiba] 第51回有馬記念"へのトラックバック
トラックバックURL:
"[keiba] 第51回有馬記念"へのトラックバックはまだありません。
"[keiba] 第51回有馬記念"へのコメントはまだありません。