2007年07月04日
[F1] 2007年第8戦フランスGP決勝
予選同様、決勝でもフェラーリが速さを取り戻しました。
優勝したのはキミ・ライコネン。
ルイス・ハミルトンをスタートで交わし、フェリペ・マッサをピットインのタイミングで交わしました。
ライコネンは開幕戦以来の今季2勝目。
ランキング4位のライコネンが勝って、チャンピオンシップが面白くなってきました。
しかも上位4人が2勝ずつ。
まだまだ行方は分かりません。
ランキング・トップのルイス・ハミルトンは3位。
フェラーリの2台には差を付けられましたが、これでデビュー以来8戦連続の表彰台。
新人らしからぬ安定感は末恐ろしいです。
来週開催の地元イギリスGPは、お祭り騒ぎでしょうね。
今回、一番面白いレースをしたのがフェルナンド・アロンソ。
ニック・ハイドフェルドとジャンカルロ・フィジケラをコース上で交わしたのは見事でした。
ただ、こういうのを見てしまうと、普段のレースは危険を冒さないようにしているのが分かりますね。
ポイントを上積みしようとして、接触して0ポイントに終わるよりは、最初から勝負しないでポイントを守る。
現状のポイントシステムなら、そうなるのも仕方がないですが…。
例えば1位を12ポイントにしたりして価値を高めると、今より面白いレースが見られるかもしれません。
我らが佐藤琢磨は16位完走。
最後尾スタートの上、マシンに問題があるような状況では、完走しただけでも立派でしょう。
ペナルティも無くなったことですし、来週は良いレースが見れることを期待します。
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