2004年06月19日
[F1] 佐藤琢磨の接触とスピン
F1第7戦ヨーロッパGP決勝での接触とF1第8戦カナダGP予選でのスピン。
F1第6戦モナコGP予選のミスを含めても良い。
やっぱり、どうしても言いたい。
自分は、佐藤琢磨のアグレッシブさを一番に評価します。
2004年のドライバーズランキングを見れば一目瞭然ですが、
上位はコンスタントにポイントを獲得しています。
8戦7勝のお兄ちゃんはともかく、2位バリチェロと3位バトンは全戦ポイントゲット。
4位のトゥルーリは1戦、5位モントーヤと6位アロンソは2戦、7位シューマッハは3戦を除きポイントゲットです。
キレイに並んでます。
したがって、琢磨が現在8位なのは、安定感の無さのせいであるのは間違いない。
しかし!!
まずは、予選でのスピンについて。
一番速いマシンに乗っていて、95%の力でもポールポジションを取れるなら、95%でも良い。
でも、そうじゃない時にどうするか?
95%で走ってそこそこの順位に収まるか、限界ギリギリまで攻めて、少しでも上のポジションを目指すか?
そこそこの順位で満足するならば、そこそこのドライバーで終わると思う。
好きな女の子がいるけど、告白しようかどうか迷って、結局告白しないみたいな…。
そんな奴は、一生仲の良い友達でいろー!!!!!
彼女にしようと思ったら、振られることを恐れていちゃいけないんだよ。
告白して振られても良いじゃないか。
また、別の恋に挑戦すれば良いんだよ。
リスクを負わない奴にリターンは無い。
ノーリスク、ノーリターン。
まずは表彰台って意見もあるけど、そんなの残り10戦もあれば登れます。
琢磨には、そんな次元の低いところで満足してもらいたくない。
目指すは頂点!!優勝!!そしてチャンピオン!!
でも、その為には、予選でスピンなんかしてちゃ駄目なんですがね(^_^;)
マシンの限界を見極めるのが大事。
もちろん100%がベストだけど、101%になってしまうくらいなら、99%ぐらいで走ってくれる方が良い。
ただ、それは経験が教えてくれる。
でもね。速さは誰も教えてくれない。それは才能だよ。
次に決勝での接触について。
バリチェロは、「無理しないでチャンスを待つべきだった」みたいな発言をしました。
確かに、それは一理あるかもしれない。
だけど、ミシュラン タイヤは、1周目のパフォーマンスが良いと言われているのです。
だから、あの場面が最大のチャンスだった。
実際、佐藤琢磨はインに飛び込めたし。
バリチェロをコース外へ押し出すほど無理な飛込みをした訳でもない。
あの場面は、マシン1台分のスペースを空け切れずに接触してしまったバリチェロが悪い。
あのコーナーはアウト側が広いから、無理してインに切れ込んでレコードラインを走る必要も無かったしね。
バリチェロは完全に油断していたと思う。
ただ、今回の接触で、琢磨が抜けるドライバーだと言うのは、他のドライバーも理解したでしょう。
これからは、みんな用心するだろうね。
さて、今週末はアメリカGP。
目標は、予選も決勝も最低4位、最高1位。
これからも、攻める気持ちだけは忘れないで欲しい。
その前に、壊れないでくれよ。>エンジン
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