2004年06月17日
[NBA] 2004年ファイナル第5戦
レイカーズ王朝崩壊。
NBAの格言にスーパースターが3人いれば優勝できると言うのがあった。
しかし、スーパースターが1人もいなかったピストンズが優勝した。
レイカーズは殿堂入りしそうなスーパースターが4人もいたのに優勝出来なかった。
黄金のカルテットは、その輝きを失った。
マローンは膝の怪我の為、今日は一度もユニフォームを着なかった。
それでも出だしは、後が無いレイカーズのペース。
だがそれも、第1Qでシャックが2つ目のファウルを犯した時まで。
ファウルアウトを避ける為、シャックがベンチへ下がると、試合はもうピストンズペース。
シャックもマローンもいなければ、インサイドでやりたい放題。
簡単なシュートで点数を積み重ねていく。
フィールドゴールの確率の高さがそれを裏付け。
このシリーズのハイライトのような試合でした。
第1戦、ディフェンスに波は無いと書いたが、ピストンズはファウルトラブルに見舞われることもなく、レイカーズオフェンスを抑えた。
レイカーズにラッキーボーイは現れませんでした。
第2戦、コービーの同点3ポイントは、シリーズのターニングポイントとなるプレイ…のハズだったが、かろうじて一矢を報いただけのプレイになってしまった。
オフェンスリバウンドは、何故かいつもベン・ウォレスの元へ。
ポジショニングが抜群なのでしょう。
個人的にはベン・ウォレスがファイナルMVP。
ピストンズオフェンスのセカンドチャンスを演出し、レイカーズオフェンスを抑えた立役者。
もっとも、マローンの膝が悪くなければ、レイカーズはもう少し頑張れたのかもしれない。
マローンの怪我が痛かった。
年齢も年齢だし、このままリングを獲得しないで引退か?
その場合、玉突きでペイトンも他チームへ移籍しそう。
ピストンズは、スーパースターがいなくても、ディフェンスで優勝できることを証明した。
確かに強かった。
しかし、商業的にこれで良いのか?>NBA
ゾーンディフェンスは再び禁止にして、オフェンスの力が強いチームが活躍できるようにするべきでは?>NBA
球技の魅力は得点シーンですぞ。
ショータイム復活希望。
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