大荒れのレースを制したのは若きヒーローでした。
雨の為、セーフティカー先導での静かなスタート。
仕方がないことですが、レースへの興味が少し削がれてしまいましたね。
しかも、19周も続くとは…。
セーフティカー先導のままレースが終わるのかと思いました。
セーフティカーがいなくなって、20周目から本格的にレース再開。
そして、あちこちで接触。
佐藤琢磨もフロントウィングを失って緊急ピットイン。
給油口からガソリンが漏れて火がついた時はビックリしました。
雨も降っていたし、大事に至らなくて良かったです。
しばらく落ち着いていたレースも、ピットインによってまたしても混乱。
ルイス・ハミルトンもフェルナンド・アロンソも他車と接触。
マクラーレン2台がリタイアしてキミ・ライコネンが優勝か?とも思いましたが、そうはなりませんでした。
結局、優勝したのはハミルトン。
他車との接触のダメージも小さかったようで、その後は落ち着いて完走しました。
チャンピオンシップ2位以下とのポイント差を10点以上に広げ、王手をかけました。
次戦の中国グランプリでポイント差が10点以下にならなければチャンピオン決定です。
チャンピオンを狙うフェルナンド・アロンソにとっては最悪の結果になりました。
他車と接触し、その影響からか最後は単独クラッシュでリタイア。
ハミルトンが10ポイントで自身はノーポイント。
チャンピオンシップはかなり厳しくなりました。
次戦でその逆の結果にならないとも限りませんが、可能性は低いでしょう。
キミ・ライコネンにとっては悔やむに悔やみきれないレースでした。
タイヤの指示がFIAからチームへ上手く伝わっていなかったようで、レース序盤で緊急ピットイン。
これが無ければ、レースもチャンピオンシップも別の展開になっていただけに、残念でした。
追い上げる展開になって、レースそのものは面白かったですけどね。
面白かったと言えば、ファイナルラップのフェリペ・マッサとロバート・クビサのバトル。
半周近くに亘って抜きつ抜かれつのバトルを演じました。
F1で見たのは初めてでしょうか?
ちょっと記憶にないです。
こういうバトルが増えれば、F1も今以上に面白くなると思います。
最後にテレビでレースを見て、富士スピードウェイが良いコースだと言うことは分かりました。
コースだけでなく、その周辺も整備されれば、来年は現地観戦したいですね。
このレースの後半は見ていて興奮しましたね。
ほんと、あんなやりとりが部分部分であると大いに盛り上がるのでしょうが。
あんまり混沌とするのもあれですがf^^;