レギュレーション(規則)の大きな変更があった今年のF1。
予選2回目が日曜日の午前に移行。
決勝のグリッドは、予選1回目と2回目のタイムの合計で決定。
予選から決勝までタイヤ交換無し。
そして、1つのエンジンで2レースを走行。
走る方も見る方も手探り状態の開幕戦。
優勝したのは…。
ルノーのジャンカルロ・フィジケラでした。
ポールポジションを獲得し、そのまま優勝。
ポール・トゥ・ウィン。
フィジケラの優勝は、2003年ブラジルGP以来で2勝目。
ルノーは冬のテストから好調でした。
フェルナンド・アロンソも3位。
今年は打倒フェラーリの1番手ですね。
佐藤琢磨はスタートで19番手からジャンプアップしたものの、ペースが上がらずに結局14位。
今年のBARは苦戦しそうです。
レースのハイライトは、シューマッハとハイドフェルドの接触シーン。
シューマッハがアウトからハイドフェルドを抜こうとし、タイヤをロックさせたハイドフェルドがインからドカン。
なんだか、シューマッハらしくないですねー。
佐藤琢磨と同じく最後方からスタートし、イライラしてたのでしょうか?
ただ、フェラーリ自体は、そんなに遅くないですね。
バリチェロも2位に入りました。
ニューマシンが投入されるまで踏ん張れれば、今年も優勝を狙えそうです。
トヨタはトゥルーリが予選で速さを見せ、決勝も2位をキープしていましたが…。
給油後はペースが上がらずに9位。
ちょっと期待しましたけどね。
意外と活躍したのがレッドブル。
チーム消滅危機からダブル入賞ですよ。
にわかに信じられません。
速いのかなぁ?
マクラーレンは冬のテストの好調さからすれば物足りない結果でしたね。
ウィリアムズは、ウェバーの地元で盛り上がったものの、ドライバー弱体化は痛い。
と言う訳で、今日のレースを見た上で今年の展望です。
優勝争いはフェラーリ、ルノー。
それを追い掛けるのがマクラーレン、ウィリアムズ。
入賞争いがレッドブル、BAR、ザウバー、トヨタ。
そして、ジョーダン、ミナルディ。
ただし、1エンジン2レースなだけに、次戦でリタイア続出ってことも。
さて、どうなりますことやら。
最後に。
佐藤琢磨、頑張れ!!