[F1] 2006年第3戦オーストラリアGP予選

第一ピリオド初っ端からスーパーアグリの井出選手がコースアウト連発。
マシンがトラブル続きでセットアップが全然出来ていないんでしょうね。
そして、スピンしてコースを塞いだところで赤旗中断。
早い時間での中断だったので、予選アタックしている車も少なく、それほど影響はありませんでした。
第一ピリオドで失敗したのはバリチェロ。
遅い井出のマシンに引っ掛かったせいもありますが、出走のタイミングが遅過ぎました。
確かに、後から出た方が路面状況は良いです。
車が周回することによって、ホコリが無くなり、ラバーグリップが付きます。
なのですが、失敗してしまったら挽回のチャンスがありません。
そして、バリチェロは予選を失敗し、挽回するチャンスも無く脱落していきました。
赤旗中断もあるので、残り時間が4分を切る前に予選通過可能なタイムを残しておかないと危険ですね。
4分と言うか2周分のタイムです。
タイム計測はコントロールラインを通過してから、次にコントロールラインを通過するまでの時間です。
ただし、第一・第二ピリオドは制限時間内にコントロールラインを通過していなければなりません。
そして、ピットアウトしてコントロールラインを通過するのに1周かかるので、合わせて2周分になります。
第二ピリオドで失敗したのはシューマッハ。
同僚のマッサがクラッシュし、再開後もタイヤを温め切れなくて、タイムが伸びませんでした。
2周連続アタックをしようにも、雨が降ってきてジ・エンド。
運が悪かったのは事実ですが、ルノーとマクラーレンの4台は早々とタイムを残していましたからねぇ。
そして最後の第三ピリオド。
同僚のフィジケラにちょっと邪魔されつつも、アロンソは早めにタイムを出しました。
雨の可能性もありましたし、その作戦は妥当だったと思います。
幸か不幸か雨は降らなくて、燃料が軽くなってから各チーム共に本格アタック開始。
ポールポジションはジェンソン・バトン。
ルノーとマクラーレンより燃料が軽かったのでしょうか?
決勝では、後ろにスタートの良いルノー勢が控えているだけに、スタートが肝心ですね。
スタートさえ乗り切れば、初優勝があるカモ…。
最後に、スーパーアグリ勢には何とか完走してもらいたいですね。

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