決勝でも熱いバトルが見られました。
ハイライトは残り35週目。
ハミルトンにアロンソが追い付き、スリップストリームを利用して追い越そうとしたところです。
ハミルトンはマシンを外側に移動させながら、よく踏ん張りました。
チームオーダーがあったら有り得ないシーンでした。
同じチーム同士のマシンも面白いですね。
極論を言えば、全チームが同じマシンなら、もっと面白い?
F1はドライバーだけでなく、コンストラクターでも競争しているので難しいとは思いますが…。
その後のアロンソは、特にプレッシャーをかける訳でもなく、確実にポイントを獲りにいった感じ。
その結果、ハミルトンが北米シリーズ2連勝。
もうハミルトンが新人だってことは忘れた方が良さそうです。
我らが佐藤琢磨は序盤でリタイア。
スーティルを追い越したところまでは良かったのですが…。
追い越し直後に白線に乗ってしまってグラベルに飛び出し、身動きが取れずにジエンド。
イエローフラッグ無視によるペナルティを受けていただけに、無理をしなくても良かったかなぁ?
悪いことに今回のレースでペナルティを受けなかったことで、ペナルティが次戦へ持ち越しになりました。
次戦は予選10グリッド降格です。
しかし、ペナルティ自体が微妙な気もしますけどね。
メインストレートでバトンに追い越され、それを追い越し返しただけですし。
しかも、マシン1台以上追い越された訳でもなく、並走してたと言っても良い状態。
ルールとは言え、ちょっとかわいそうな裁定でした。
マシン自体の戦闘力はあるので、ヨーロッパラウンドでの活躍を期待したいと思います。