[keiba] ウオッカ宝塚出走、3歳馬初Vに挑戦

ウオッカ(牝3、栗東・角居)の宝塚記念(G1、芝2200メートル、24日=阪神)出走が12日、正式に決定した。角居勝彦師(43)が「ダービー後も順調に回復でき、疲れが取れたので出走を決めました」と語ったもの。牝馬として64年ぶりにダービーを制した歴史的な快挙に続き、今度は3歳馬として初となる春のグランプリ制覇に挑む。全休日明けの12日、ウオッカは坂路で4ハロン61秒0、しまい13秒5の時計を出した。今後は17日に追い、20日に最終追い切りを行う予定となっている。
またこの日、滞在中の函館競馬場で主戦・四位洋文騎手(34)は新たな挑戦に笑顔を見せた。宝塚記念における3歳牝馬の重量は51キロだが、四位がその重量で騎乗するのは99年10月の渡月橋S(オルカインパルス11着)以来8年ぶり。「全然問題ない。夏は52キロなどざらにあるし、30分汗取りすれば1キロ落ちるから」。普段の体重は50キロを少し超える程度。「木曜ぐらいになると食わなくなるし、体がそのリズムに慣れている」。主戦・四位の心構えも整っている。

うーん。
去年のディープインパクトと同じローテーションではありますが…。
3歳牝馬で宝塚記念を勝てば、日本競馬において歴史的快挙だとは思いますが…。
斤量面で有利ですし、宝塚記念も凱旋門賞も勝つ可能性が無いとは言い切れませんが…。
フランスで前哨戦を走って欲しかったなぁ。
現地の水に慣れておいた方が、より万全の状態で凱旋門賞に挑めたと思います。
とは言え、もう決まったことですしね。
宝塚記念の結果を見守りたいと思います。

[keiba] 第57回安田記念

着差以上に強さを感じました。
勝ったのはダイワメジャー。
道中は4~5番手を追走。
2000mの皐月賞を勝っていますし、瞬発力よりはスタミナで勝負したいところ。
ペースは平均ぐらい?
直線を向いて、安藤勝己騎手は他馬の位置を確認し、目標を逃げるコンゴウリキシオーに決定。
馬群を抜けだし、コンゴウリキシオーをクビ差交わしたところがゴール。
ここでムチを使っていないところがスゴイですよね。
実は「ムチを使うと機嫌を損ねて走らなくなるから」のようですが…。
これでダイワメジャーはG1を4勝目。
歴史的名馬の仲間入りです。
ローテーションや距離の問題はありますが、宝塚記念にも出走してもらいたいですね。

[keiba] 新伝説つくる!ウオッカ凱旋門賞決定

27日の日本ダービーを牝馬として64年ぶりに制したウオッカ(牝3=角居)が今秋、世界最高峰の一戦「第86回凱旋門賞」(10月7日、仏ロンシャン、芝2400メートル)に出走することが正式に決定した。30日午前、栗東トレセンで谷水雄三オーナー(67)と角居勝彦師(43)が話し合い、挑戦の意志を確認した。出走すれば日本調教馬として8頭目。牝馬は初めて。昨年のダービー馬メイショウサムソン(牡4=高橋成)も出走すれば日本が誇るダービー馬の2頭出し。一気に優勝という夢実現が見えてきた。

古牡馬と5kg差あるのは有利ですよね。
同時期の天皇賞秋だったら4kg差です。
その代わり3歳牡馬とは1.5kg差で0.5kg不利になっていますが、ダービーでの3馬身差を考えれば許容範囲?
あと、桜花賞を勝てなかったことで、海外遠征へ行きやすいってのもあるでしょう。
桜花賞を勝ってたら、いろんな方面からダービーを含む変則3冠の期待も出てきたでしょうし。
秋にメイショウサムソンとの1-2が見られると良いですね。

[keiba] 第74回東京優駿(日本ダービー)

恐れ入りました。
日本ダービーは皐月賞馬ヴィクトリーの出遅れで始まりました。
そしてヴィクトリーのレースは終わりました。
出遅れただけならまだしも、掛かってしまっては持ち味の粘りを発揮することも出来ませんでしたね。
1番人気のフサイチホウオーも折り合いを欠いてしまって惨敗。
競馬だけに限ったことではないですが、平常心で普段の実力を発揮することが大事だと痛感しました。
勝ったのは牝馬のウオッカ。
道中は中団につけて折り合いに専念。
馬群の中で脚をためて、最後の直線で一気に解放。
なんと上がり3ハロンは33秒0!!
あのディープインパクトが日本ダービーで記録した上がりが33秒4ですから、とてつもない豪脚です。
当然ながら他馬はあっと言う間に置き去りにされ、3馬身差の圧勝。
牝馬の勝利は実に64年ぶりです。
それにしても、先週のオークスレコードより0秒8も速く走るとは思いませんでした。
さて、日本ダービーを圧勝したことで夢が広がりますね。
ディープインパクトでさえも叶わなかった夢に挑戦してもらいたいです。

[keiba] 第68回優駿牝馬(オークス)

ウオッカの日本ダービー挑戦にダイワスカーレットの熱発回避と桜花賞1~2着馬不在のレース。
混戦が予想されたオークスを勝ったのは、5番人気のローブデコルテでした。
勝因は展開と追い出しのタイミングでしょう。
スマートストームがテレビ馬を思わせる逃げ。
スローペースにはならず、後ろから行った馬が有利になりました。
また、ローブデコルテにとっては、勝負所の4コーナーから直線で他馬が壁になったのが大きかった。
普通は不利になるところですが、今回はそれが最後の追い込みに繋がったと思います。
ローブデコルテの勝ちタイムは2.25.3のオークスレコード!!
それでも、ディープインパクトらが出した日本ダービーレコードとは2秒も差がありますね…。
さて、来週は東京優駿(日本ダービー)。
レコードタイムで比較する限り、牝馬には分が悪いと思われますが、果たして。

[keiba] 第2回ヴィクトリアマイル

G1級レースで2週連続の大波乱&好騎乗でした。
松岡正海騎手の好騎乗が光りましたね。
馬場の内側数頭分が荒れていて、みんなが避けて走る中、内側に上手く1頭分のスペースを見つけました。
先週の大外が頭にあったので、内側から抜け出してくるとは予想外でした。
勝ったコイウタは、秋から春にかけての凡走が響いて人気を落としてましたが、桜花賞3着馬なんですよね。
マイル重賞勝ちがあって、前走もマイル重賞で牡馬相手に2着した割には人気がありませんでした。
やっぱり勝ち馬の予想は難しいです。
人気のカワカミプリンセスとスイープトウショウは、位置取りとコース取りが悪かったですね。
1分32秒5の勝ちタイムで、レースの上がり3ハロンが34秒台。
タイムを見れば楽な流れでは無いと思いますが、前半スローで前残りの展開でした。
その他に敗因を挙げるとすれば、カワカミはマイルの持ちタイム、スイープは年齢的な衰えでしょうか?
さて、来週はオークス。
ウオッカがダービーへ向かう中、桜花賞馬ダイワスカーレットの2冠なるか?に注目です。

[keiba] 第12回NHKマイルカップ

地方競馬の名手の名騎乗が光りました。
1番人気が5倍台と大本命馬不在のレース。
勝ったピンクカメオは、最後の直線を向いた段階では最後方。
しかし、そこから大外へ持ち出した内田博幸騎手の判断が良かったですね。
アレヨアレヨの17頭ごぼう抜き!!
馬場がやや重だったのにしてはハイペースだったのも幸いしました。
17番人気のピンクカメオが勝って、3着にも人気薄の馬が来て、3連単の配当が9,739,870円。
100円が約973万円。
一口買っておけば…。
さて次週はヴィクトリアマイル。
幻の無敗馬「カワカミプリンセス」に注目です。

[keiba] 第135回天皇賞(春)

テイエムオペラオーがそうだったように、オペラハウス産駒は勝負根性がありますね。
春の天皇賞を勝ったのは2冠馬メイショウサムソンでした。
スタート前にトウカイトリックの池添謙一騎手が馬から落ちるアクシデント。
幸いにもレースには影響が無かったようで何より。
レースは3番のユメノシルシと11番のマイソールサウンドが引っ張る展開。
最終的に両頭がバテバテだったのを見ると、速い展開だったのでしょうか?
それなのに、メイショウサムソンは残り800mから進出を開始し、残り600mでは早くも先頭集団。
早仕掛けで一旦はエリモエクスパイアに交わされるも、差し返してのゴール。
やっぱり競り合う展開になると強いですねー。
時計も優秀で去年のディープインパクトに次ぐタイム。
今回の勝利で成長力、長距離適性、時計勝負の3つの不安を吹き飛ばしました。
これでG1級レース3勝目。
今年の古馬長距離戦線の主役に間違い無いでしょう。
1番人気のアイポッパーは、直線で追い込むも4着。
ディープインパクトなら差せていたでしょうが、位置取りが後ろ過ぎました。
3番人気のデルタブルースは積極的にレースを進めていましたが、最後は伸びませんでした。
時計勝負になって、展開が向きませんでした。
さて次週はNHKマイルカップ。
今年はどんな快速馬が勝つのでしょうか?

[keiba] 第67回皐月賞

レースは完全に前残りの展開でした。
途中から逃げた田中勝春騎手の好騎乗が光りました。
ヴィクトリー自身は強いのでしょうか?
最後の直線で差し返したところを見ると、勝負根性はありそうですが、他はよく分かりません。
しかも、難しい気性面から、距離が伸びるダービーで人気になることはなさそうです。
ただ、実力を疑問視されながら2冠馬になったサニーブライアンのような例もあります。
仮にも皐月賞馬ですから、軽視するのは危険ですね。
人気の2頭は位置取りが絶望的でした。
馬券を買っていたら、めまいがするくらい。
直線よく伸びましたけどね。
ディープインパクトのように3~4コーナーから徐々に進出するのなら、あそこでも良かったでしょう。
能力で負けた気がしないですし、東京競馬場の直線も長いので、ダービーでも人気を集めそうです。
ディープインパクトと言えば、弟のニュービギニングは特に見せ場も無く大敗でした。
7冠馬の弟なら1冠ぐらいは取っても良さそうですが、兄弟でも違うようです。
桜花賞でダイワスカーレットが勝った時は、さすがダイワメジャーの妹と思いましたが…。
血統って難しいですね。
さて、騎手に目を向けると、田中勝春騎手がようやくG1級レースでの連敗を139で止めました。
負け続けた訳ですから、不名誉な記録かもしれませんが、なかなか作れる記録でもないです。
そもそも1回のG1級レースに出走できるのは18頭までですから。
つまり、騎乗できるのは、たったの18人。
本当にダメな騎手なら騎乗すらさせてもらえませんよ。
実際、1回もG1級レースに騎乗することもなく引退していく騎手だっていますからね。
そういう意味では、騎乗させてもらえるってことは幸せなことだと思います。
おめでとう田中勝春騎手!!

[keiba] 第67回桜花賞

外枠不利と言われていた阪神1600m。
不利解消の為に外回りコースが新設された途端に有力馬が外枠に固まるのも不思議な感じ。
そして勝ったのは大外枠の馬でした。
レースは1枠で逃げると思われたショウナンタレントが出遅れてスローペース。
スピードのある2番人気馬アストンマーチャンは、かかり気味に前の方へ進出し2番手。
3番人気馬ダイワスカーレットは、アストンマーチャンをマークするかのようにすぐ後ろ。
更に1番人気馬ウオッカはダイワスカーレットのやや後ろ。
この隊列に大きな変化はなく、最後は直線を向いてヨーイドンの追い比べ。
その追い比べに勝ったのがダイワスカーレットでした。
3番手追走から33.6秒で上がられたら、後ろの馬は手も足も出ないですよね。
お兄さんのダイワメジャーに引き続いてのG1勝利となりました。
ウオッカは、最後の直線でよれたり離されたりして苦しそうでした。
真ん中より前でレースをして、スタミナを消費してしまったのでしょうか?
今回の敗戦で今後のローテーションも白紙でしょう。
アストンマーチャンは見せ場なく7着。
1600mでも距離が長いみたいです。
次走はNHKマイルCのようですが、果たして。
さて、次週は皐月賞。
勝負は別にして、ニュービギニングに注目です。
お兄さんは、あのディープインパクト。
こちらも兄弟G1制覇となりますでしょうか?