[scald] 小次郎の大火傷(08):いざ病院へ

かかりつけの動物病院が休診日だったので、違う動物病院へ連れて行くことになりました。
先生が何人もいて、かなり大きな病院。
そんな大きな病院でも、お風呂に落ちて火傷した猫は初めてみたいでした。
火傷した上に初めての病院。
不安になる気持ちを抑えつつ、冷静でいるように努めました。
それで、診察して分かったことですが…。


命に別状は無いようですが、自分が思っていたより重症でした。
熱湯のコートのせいですね。
それから、火傷の場合、今は何ともないように見えても、後から症状が表れることもあるらしい…。
そうなると、もっと重症と言う事に…。
そして、身体が濡れているように見えたのは、水ぶくれ(水疱)が破れたからでした。
人間だって、火傷をした後に水ぶくれになることがありますよね?
小次郎の場合、お腹から足にかけて、つまり熱湯に浸かった部分が全て水ぶくれになって、ドロドロになり破れてました…。
冷やした水で濡れていた訳ではなかったのです…。
ここで、火傷についてよくまとめてあるページをgoogleで発見したので紹介します。人間版です。
●はしもぶろぐexcite支店 – やけどすると水ぶくれができる理由
http://hashimo.exblog.jp/m2004-06-01/#524391
小次郎の場合、II度のやけどですね。
しかも、範囲が広いです。
さらに、III度のやけどが隠れているかもしれません。
さて、治療です。
まず、水ぶくれが破れたことにより、感染症が恐いです。
ですから、感染症予防の為に抗生物質を飲むことになりました。
次に、患部の炎症を鎮める塗り薬を頂きました。
そして、皮膚再生の為に栄養補給が必要です。
自分で食べるのが一番ですが、炎症により患部が痛くなっていて、食欲が落ちるらしい。
ですから、背中から栄養剤を注射しました。
しかし、どれも火傷治療のサポート役でしかありません。
メインの治療法は…。
自然治癒です。
さて、次回はエリザベスカラーです。

「[scald] 小次郎の大火傷(08):いざ病院へ」への5件のフィードバック

  1. 今までずっと静観(?)して来ましたが、とうとうここにたどり着きましたね…。
    小次郎ちゃん、痛々しいです(T-T)
    実は私も過去に2度程、かなり大きな火傷を負ってます。
    一度目は、父方の祖父のお葬式のお留守番の最中。
    昔懐かしい熱湯を沸かせるストーブを当時まだ2歳だった弟が誤って倒してしまって、その熱湯を私が被る事に…。
    そして2度目は、母方の祖母が入院した(んだったと思う)と言う話を聞いた日の自宅で、これまた昔懐かしい風呂釜に火を点火する作業中、ガスが小爆発(?)した際、腕(と髪の毛が少し)を焼きました(^^;
    一度目は伯母さんがすぐに患部(…と言っても実は違う場所で、あまりの痛さにどこが痛いのか自分で把握出来ていなかったんですね~(^^;)を水で冷やしてくれて病院にも連れて行ってくれたのですが、未だに大きな痕が残っています。
    2度目はもしかしたら一晩くらい我慢出来るのではないかと、すぐには病院に行かずに一晩中氷水で患部を冷やしていましたが、かなりの痛みに一睡も出来ず、眠くて痛くて死ぬかと思いました(^^;
    こちらの方は幸い痕が残る事はありませんでしたが、さっさと病院に行けば良かったと後悔しています。
    今週末から旅行で不在になるので、小次郎ちゃんのその後がしばらく読めないかもしれませんが、あまり大変な事になっていなければいいな~と思います(T-T)
    (今元気なので、大丈夫…ですよね?(^^;)

  2. 塗り薬って毛の上からぬるんですか?
    毛がべとべとになるだけで肉に塗れそうに無い気がするんですが
    毛はすでにカット済み?

  3. > 横チュンさん
    とんだ災難でしたね。
    自分は幸いにも大きな火傷はないです。
    小次郎は寝たけど、痛かったのかもなぁ。
    次回からは治療の話になりますが…。
    > bosskate
    毛はカットしてません。
    薬は、どちらかと言うと液状です。
    こういうのを軟膏って言うんですかね?
    毛の根元の方へ薬を注せば、自然と広がっていきます。
    薬は、次々回に画像付きで紹介します。

  4. 遅くなりましたが、トラックバックしてくださってありがとうございました。
    >お腹から足にかけて、つまり熱湯に浸かった部分が全て水ぶくれになって、ドロドロになり破れてました…。
    自分が負った軽度のやけどでさえめちゃヒリヒリしてきつかったのに・・・。
    小次郎さんの痛さ、苦しさを考えると・・・。
    でもバッドエンドではないそうなので安心しました。小次郎さんの更新楽しみにしています。

  5. > はしもさん
    こちらこそ、コメントありがとうございます。
    はしもさんのページを見ると、自分の認識が甘かったと痛感しました。
    大事に至らなくて、本当に良かったです。

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