[keiba] 第27回ジャパンカップ

前走の雪辱を果たしました。
ジャパンカップはアドマイヤムーンが優勝しました。
アドマイヤムーンはスタート良く飛び出して、ハナに立つ勢い。
外から他馬が交わして行って、道中は5番手を追走することになりましたが、ややかかり気味。
しかし、何とか内側で我慢できたのが良かったですね。
終始、経済コースを走ったおかげで、最後は外から襲い掛かる他馬をアタマ差抑えての勝利です。
これでドバイ・デューティ・フリー、宝塚記念に続く国際G1 3勝目。
有馬記念の結果次第ですが、年度代表馬の最有力候補に踊り出ました。
天皇賞を制覇し、圧倒的な1番人気に支持されたメイショウサムソンは3着まで。
直線での伸び足が勝ち馬と同じになった分、最後は内外の位置取りの差が出てしまいました。
ただ、天皇賞での勝ちっぷりを考えたら、内で包まれて抜け出せないより、外を回る方を選びますよね?
仕方がないと思います。
有馬記念での巻き返しに期待です。

[keiba] 第8回ジャパンカップダート

圧勝でしたね。
ジャパンカップダートは1番人気のヴァーミリアンがレコードタイムで優勝しました。
スタートは普通で縦長の展開となった道中は中団を追走。
3コーナーから外に持ち出してから、徐々に前へ進出し、直線は馬場のど真ん中を突き抜けました。
地方競馬のJBCクラシック(G1)からの連勝で国内には敵がいない感じですね。
来年のドバイワールドカップでの好走を期待します。

[keiba] 第24回マイルチャンピオンシップ

まるで先週のレースを見ているようでした。
1番人気のダイワメジャーが好位追走から直線抜け出して勝利しました。
先行して後続を抜かせないあたりは、妹のダイワスカーレットと同じですね。
天皇賞(秋)は直線で大きな不利もあって負けてしまいましたが、先行すれば関係ないです。
ダイワメジャーはこれでGI 5勝目。
喉の手術をした馬とは思えない活躍ぶりです。
有馬記念で引退に花を添えることが出来ますでしょうか?
スーパーホーネットは勝ち馬を交わす勢いでしたが、最後は脚色(あしいろ)が同じになってしまいました。
と言うより、ダイワメジャーの勝負根性がスゴイです。
スズカフェニックスもよく追い込んで来ましたが、4コーナーで外を回った分、届きませんでした。
ただ、コースロスが無くても、ダイワメジャーの勝負根性を考えると交わせなかったでしょう。
さて、来週はジャパンカップウィーク。
国内外の強豪の対決が楽しみです。

[keiba] 第32回エリザベス女王杯

ウオッカの回避でレースの面白味が半減しちゃいましたね。
勝ったのはダイワスカーレット。
スタート良く飛び出したものの、良過ぎて引っ掛かり気味にハナに立つ。
安藤勝己騎手が一生懸命なだめて、落ち付いたと思ったら、レースも中盤。
ここでペースを緩められたのが勝因でしょうか。
後続を引き付けるだけ引き付けて、直線に向いたところでスパート。
結局、一度も先頭を譲る事もなく、ゴールまで駆け抜けました。
逃げ馬に34秒1で上がられたら、後続馬は辛いですよね。
そして、昨年と一昨年のエリザベス女王杯馬を従えてのゴールは世代交代を印象付けました。
お兄さんのダイワメジャーに変わって、来年の短中距離路線の主役になりそうです。
ウオッカとの対戦もまた見たいですね。

[keiba] 第136回天皇賞(秋)

完勝でした。
勝ったのは春の天皇賞馬メイショウサムソン。
スタート良く飛び出したメイショウサムソンは、口を割って苦しそう。
ただ、外から他馬が先行してくれて助かりましたね。
そこからは落ち付きを取り戻し、5番手を楽に追走。
直線早めに抜け出してからは、後続を2馬身以上突き放しての完勝でした。
これで天皇賞春秋連覇。
今までは接戦で勝って来ただけに、突き放した分だけ強くなった気がします。
無事ならば、ジャパンカップ、有馬記念と三冠ボーナスは固いか?
アドマイヤムーンとダイワメジャーは直線での不利が全て。
エイシンデピュティが外へ斜行して玉突き衝突したからですが、元はと言えばコスモバルクがヨレたから。
エイシンデピュティは過剰に反応し過ぎちゃいましたね。
これで騎乗停止になった柴山騎手は、ちょっとかわいそう。
それを言ったら、ぶつけられた馬の方がかわいそうか。
さて、G1は1週お休みして、再来週がエリザベス女王杯。
叩き2戦目で良化するであろうウオッカとダイワスカーレットの真の女王を賭けた対決が楽しみです。

[keiba] 第68回菊花賞

ダービー牡馬最先着の意地でしょうか。
勝ったのはアサクサキングス。
終始好位を進み、最後の直線はアルナスラインとの叩き合いを制しました。
今後、牡馬王道路線を進むと思われますが…。
正直、あまり強い気がしません。
史上最強クラスの牝馬陣と比べると、牡馬陣は弱い気がするのですが、果たして。
1番人気のロックドゥカンブは3着。
終始内々の苦しい競馬で、最後は伸びたものの3着まで。
位置取り、コース取りが全てでした。
生まれが半年遅いだけに、こちらは将来に期待が持てそうです。
皐月賞馬のヴィクトリーは16着。
スタート直後から口を割って、折り合いがつかないようでした。
菊花賞は長過ぎますね。
ダイワメジャーと同じく、マイラー中距離路線を歩むと良さそうです。
さて、来週は天皇賞・秋。
秋競馬の主役に踊り出るのはどの馬なんでしょうか?

[keiba] 第12回秋華賞

力でねじ伏せました。
勝ったのは桜花賞馬のダイワスカーレットでした。
ダイワスカーレットはスタートからハナを切る勢い。
結局2番手に控えたものの、先行勢に若干不利な縦長の展開。
それなのに、4コーナーを回る頃には早くも先頭。
ちょっとスパートが早い気がしましたが、結果的には直線で後続に影を踏ませない完勝でした。
直線で先頭を走る馬に上がり3ハロン33秒9を出されたら、後続はお手上げです。
勝ち時計は1分59秒1なので、決してスローペースだった訳でもありません。
そういう騎乗が出来たのも、安藤勝己騎手が馬の力を信じていたからでしょうね。
オークスこそ熱発で回避したものの、桜花賞との2冠で世代最強を印象づけました。
次走はエリザベス女王杯でしょうか?
秋華賞の走りっぷりから、200mの距離延長も問題なさそうです。
ダービー馬のウオッカは3着。
展開は向いていたと思いますが、前が止まりませんでした。
久々のローテーションも響いたかもしれません。
さて、来週は菊花賞。
注目はロックドゥカンブ。
外国産初で南半球生まれ初の菊戴冠となりますでしょうか?

[keiba] 第41回スプリンターズステークス

同世代より適距離でした。
ローエングリンが絶好のスタート。
そのままハナを切るかと思いきや控えてしまったので、アストンマーチャンが逃げる展開に。
鞍上は中舘英二で馬場は不良。
「中舘」騎手が「不良馬場」で「逃げ」た時点でアストンマーチャンの勝利を確信しましたね。
実際、後続の追い込みを抑え込んで完勝です。
中舘騎手は実に94年エリザベス女王杯以来13年ぶりのG1勝利。
中舘騎手の好騎乗も光りましたが、陣営の判断も良かったんじゃないでしょうか?
桜花賞を惨敗したとは言え、再度1600mのNHKマイルカップに向かうローテーションもありました。
得意ではない距離かもしれませんが、同世代同士の争いですから勝つチャンスはあったと思います。
それを止めて、適距離であるこのレース一本に絞ったのは、結果的に良かったですね。
アストンマーチャン自身のレベルアップもありました。
夏を越して気性が大人になったようです。
今ならマイルもこなせるかもしれませんね。
それなら次走はマイルチャンピオンシップですが、適距離に拘るなら香港スプリント?
次走が楽しみです。

[keiba] サムソン感染フォワ賞断念、凱旋門賞も厳しい状況…馬インフルで競馬開催中止

夢の世界制覇へ、赤信号が灯った。仏G1の凱旋門賞(10月7日、ロンシャン競馬場)に向け、美浦トレセンで輸出検疫を受けている昨年の2冠馬メイショウサムソン(牡4歳、栗東・高橋成厩舎)も馬インフルエンザに感染していることが17日、分かった。現状は体調面に変化はないが、前哨戦のフォワ賞(9月16日)出走は不可能となり、凱旋門賞へのゲートインも極めて厳しい状況に立たされた。

大変な事になってきました。
メイショウサムソンまで馬インフルエンザに感染していたとは…。
凱旋門賞に「参戦」するのであれば可能性はゼロではないでしょうが、「優勝」は無理でしょう。
調整のスケジュールが大幅に狂ってしまいますからね。
ここは勇気ある撤退を決断することも必要でしょう。
とは言え、国内に留まったとしても、国内のレースが開催されるかどうか微妙です。
とりあえず、今週末の開催は中止。
それどころか、数ヶ月間中止になる可能性が…。
秋競馬が開催されなければ、楽しみが一つ減りますね。
僕は「楽しみ」レベルだから良いですが、生活が掛かっている方々は大変です。
早く事態が沈静化することを望みます。

[keiba] 第48回宝塚記念

「勝てば官軍、負ければ賊軍」。
宝塚記念は3番人気のアドマイヤムーンが優勝しました。
稍重で力のいる馬場でありながら、1000m通過が57秒5の速い流れ。
「好位の指示」をレースの流れから岩田騎手が「後方待機に変更」したのが吉と出ました。
「好位の指示」を「後方待機に変更」してしまって、乗り替わりになってしまった騎手もいますが…。
きっと勝てば官軍なのでしょう。
メイショウサムソンは惜しかったですね。
最後は得意の競り合う形になりましたし、自分の競馬は出来たと思います。
なので、勝ったアドマイヤムーンが強かったのでしょう。
勝てませんでしたが、凱旋門賞に向けての視界は悪くない感じです。
同じような展開に持ち込めれば、勝ち負けになるんじゃないでしょうか?
3歳牝馬のウオッカには厳しいレースでした。
流れが速いにもかかわらず、折り合いを欠き、直線も伸び切れなくて8着惨敗。
最大7kgのハンデ差を活かし切れませんでした。
今回の結果から凱旋門賞は厳しいのではないでしょうか?
日本の芝と比べてヨーロッパの芝は重いと言われていますし…。
ヨーロッパ遠征するなら、もっとパワーを付けないとダメでしょう。
それが分かっただけでも、宝塚記念に参戦した価値があったと言えます。
本当は秋まで夢を見ていたかったですけどね。
ここはゆっくり休んで、秋シーズンでの巻き返しに期待しましょう。