[keiba] 第25回ジャパンカップ

2日連続で歴史に残る名勝負が見られましたね。
レースは一昨年のJC馬タップダンスシチーがハイペースで引っ張る展開。
昨年のJC馬ゼンノロブロイは、直線で一旦は先頭に立つも、伸び切れずにアルカセットに交わされる。
しかし、勝負はここで決まらず、昨日と同じように今度はハーツクライが内から伸びてくる!!
アルカセットとハーツクライが2頭並んでゴール!!
タイムは2.22.1のレコード!!
まさか、ホーリックスとオグリキャップの世界レコードが更新されるとは思いませんでした。
勝ったのはアルカセット。
スタートでやや出遅れたものの、その分インに切れ込んで経済コースを走れました。
2~3着馬より位置取りが前だったのも良かったと思います。
これでデットーリ騎手はジャパンカップ3勝目。
しかも、その全てがハナ差勝ち。
やっぱり最後は、騎手の実力の差でしょうか?
ハーツクライが2着。
最後の脚は勝ち馬を上回っていましたが、わずかに届きませんでした。
ゼンノロブロイは3着。
直線で見せ場を作りましたが、一昨年までの善戦マンに戻ってしまった感じです。
さて、来週は阪神ジュベナイルフィリーズ。
前哨戦のファンタジーステークスを勝ったアルーリングボイスに注目です。

[keiba] 第6回ジャパンカップダート

最後の直線は見応えがありましたねー。
1番人気のカネヒキリは良いスタート。
しかし、スタートが良すぎたせいか、ややかかり気味。
鞍上の武豊騎手は手綱を絞り、馬の行く気を抑える。
ハイペースにも助けられ、落ち着きを取り戻す。
道中は中団を進み、第4コーナーから徐々に進出開始。
直線に入って、内に刺さりながらも先頭のシーキングザダイヤに並びかける。
このまま突き抜けるか?と思われたところへ、内からスターキングマンが伸びてくる!!
先頭争いは、残り200mでスターキングマン、シーキングザダイヤ、カネヒキリの3頭。
スターキングマンが前に出る!!
シーキングザダイヤが差し返す!!
そして、カネヒキリも差し返してきたー!!
シーキングザダイヤとカネヒキリが並んでゴール。
体勢はシーキングザダイヤがやや有利に見えたものの、首の上げ下げでカネヒキリの勝利!!
2.08.0のレコード!!
いやぁ、良いレースでした。
ところで、カネヒキリって変な馬名だなぁと思ってましたが、名前の由来が分かりました。

■カネヒキリ
ハワイ語で”Kane Hekili”で、これはハワイの雷を司る神の名前。
ハワイの神はカネ、ク、ロノ、カナロアの四大神を中心に、馬名ともなっているヒキリなど多数が存在する。
ちなみに、”kane”は固有名詞で前記ハワイ四大神の主神カネを意味する他に、一般名詞で「男性」等を意味し、”hekili”は「雷」を意味する。

雷神様だったとは。
へー。

[keiba] 第22回マイルチャンピオンシップ

改めて外国人騎手の力量を見せつけられたレースでした。
1番人気はマイルCS 3連覇を狙うデュランダル。
2番人気は桜花賞、NHKマイルCに引き続きマイルG1 3連勝を狙うラインクラフト。
スタートはハットトリックがややダッシュがつかなかったものの、全馬まずまず。
ローエングリンが逃げ、ラインクラフトは中団に控え、デュランダルはいつものように後方から追走する展開。
半マイルで46秒をちょっと切るハイペース。
こうなったら追い込み勢の出番かと思いきや、2番手から直線抜け出した皐月賞馬ダイワメジャーが粘る。
そこに、天皇賞から復調気配の桜花賞馬ダンスインザムードが追いすがる。
追い込み勢は中々来ないものの、ようやくラインクラフト、ハットトリックが襲い掛かる。
デュランダルは届きそうにない。
勝ったのはハットトリックでした。
並み居るG1馬を押し退けてのG1初勝利。
ハットトリックが勝ったと言うより、鞍上のペリエ騎手が勝ったと言うべきでしょうか?
ペリエ騎手は日本のG1を12勝目!!
毎年、数ヶ月しか滞在していないのに、凄過ぎます!!
そして、2着はダイワメジャー。
鞍上はルメール騎手で外国人騎手のワンツー。
ラインクラフトは3着。
力は出し切ったと思いますが、今日は外国人騎手達にしてやられました。
デュランダルは8着。
タイムだけ見ればハイペースですが、実力馬達にとってみればミドルペースだったのかもしれません。
だとしたら、第4コーナーを回った時の位置が後ろ過ぎました。
さて、来週はジャパンカップ。
ゼンノロブロイの雪辱はなるでしょうか?

[keiba] 第30回エリザベス女王杯

菊花賞と天皇賞を合わせたようなレース展開でした。
オースミハルカが直線抜け出した時は金星かと思われましたが、スイープトウショウが後方一気で差し切り。
菊花賞のディープインパクトを思い出しました。
これで、スイープトウショウは、宝塚記念に引き続きG1今季2勝目。
最強古馬牝馬の座が見えてきました。
1番人気のエアメサイアは、直線追い込むも5着まで。
こちらは天皇賞のスイープトウショウを見ている感じ。
さて、来週はマイルチャンピオンシップ。
春のマイル2冠のラインクラフトが勝つか?
それとも、デュランダルが古馬及び牡馬の意地を見せるか?
楽しみです。

[keiba] 第132回天皇賞(秋)

先週の菊花賞とはまた別の意味で驚きの結果でした。
G1馬が8頭、前走勝ちも8頭。
格や調子で劣る馬は3頭のみ。
そんな中で勝ったのは、人気が無い方のヘヴンリーロマンスでした。
勝ちタイム2.00.1が示すように、G1にしては超スローペース。
最後の直線だけでヨーイドンの瞬発力勝負!!
馬群を割ってゼンノロブロイが抜けてきた時はさすがと思いましたが、更に内から抜け出した馬が一頭!!
それがヘヴンリーロマンスでした。
前走、G2札幌記念を勝っているとは言え、5歳牝馬が勝つとは思わないよなぁ。
でも、3着にダンスインザムード、5着にスイープトウショウと掲示板に牝馬が3頭入ってます。
ひょっとして、牡馬が弱い?
負けたとは言え、ゼンノロブロイも2着に入っているのですが…。
5歳時に8戦全勝したテイエムオペラオーでさえ、6歳時には7戦2勝でしたしねぇ。
今日の天皇賞を見て、ディープインパクトもジャパンカップに参戦するんじゃないかな?
現役古馬最強のゼンノロブロイとのガチンコ対決が見てみたいです。

[keiba] 第66回菊花賞

いやぁ、テレビですが、歴史的瞬間をこの目で見ましたぁ。
ディープインパクトが菊花賞を勝ちました。
ディープインパクトは珍しくスタートで出遅れ無し。
スタートが良過ぎて、かかり気味になってしまい、道中は口を割る苦しい展開。
行き過ぎないよう、他馬で進路を塞ぐ為に内に入れ、2周目あたりでようやく落ち着く。
前半でスタミナをロスしたのが気になったのか、追い出しのタイミングも慎重。
そのせいか、最後の直線でアドマイヤジャパンが逃げ粘る。
あわや!かと思わせましたが、それでも残り100mで交わし、2馬身差の勝利!!
11年ぶりの3冠馬!!
21年ぶり2頭目の無敗での3冠馬!!
今は、歴史的偉業の余韻に浸ってます。
インタビューで武騎手が「皆さん、おめでとうございます。」って言ってましたけど…。
皆さん、歴史的瞬間は見れましたけど…。
単勝支持率が約79%で、配当は元返しの100円ですからぁ。
配当的には、あまりおめでたくはないですね。
そして、最後の写真撮影で、武豊騎手は皐月賞の1本指、ダービーの2本指に続き、菊花賞では3冠の3本指。
指は何本まで増えるのか?
無敗はいつまで続くのか?
次戦は不明ですが、是非ジャパンカップでルドルフ越えに挑戦して欲しいですね。

[keiba] 第10回秋華賞

良いレースでした。
オッズはラインクラフトとエアメサイア2頭の一騎打ち。
そして、レースも期待通りの一騎打ち。
直線、早めに先頭へ抜け出したラインクラフトを後方からエアメサイアが襲い掛かる。
一歩一歩差を詰める。
しかし、残り100m。
ラインクラフトが逃げ切るか、エアメサイアが差し切るか。
交わしたぁ。
ゴール10m前で交わしました。
エアメサイアは、春のクラシックで惜しいレースが続きましたが、最後に1冠を獲得しました。
ラインクラフトもよく踏ん張りましたが、スタート前やレース前半にイレ込んでいたのが最後に響いたかな?
さて、来週は菊花賞。
歴史的名馬が誕生するのか?
大注目です。

[keiba] 第39回スプリンターズステークス

スプリンターズステークスは、香港から来たサイレントウィットネスが優勝しました。
スタートから3~4番手を走り、直線で抜け出す横綱相撲。
さすが、デビューから無敗で17連勝しただけのことはあります。
対する日本の総大将デュランダルは、後方一気に追い込むも2着まで。
上がり3ハロン32.7秒の豪脚を披露しようが負けは負け。
前に強い馬がいたのだから、もうちょっと早めにスパートして欲しかったですね。
そういう器用さが無いから、負けたのかもしれませんが…。
でも、マイルチャンピオンシップでは巻き返してくれるでしょう。
3連覇に期待です。

[keiba] 第46回宝塚記念

第46回宝塚記念は、スイープトウショウが優勝しました。
勝因は、スタートで出遅れなかったことでしょうか?
いつも出遅れるこの馬がスムーズにスタートしてました。
それにしても、牝馬が勝つとは…。
ダンスパートナーやエアグルーヴと言った女傑でも3着が精一杯。
それを考えれば、今年の牝馬に出番はないと思いますよねぇ。
そして、2着はハーツクライ。
ここ1年くらい勝ってなくて、やっぱり狙いづらい馬。
そんな1-2着を馬単1点で的中させた井崎さんは凄い!!
凄いって言うか変。
なかなか、そういう買い方は出来ませんです。
2強と言われていたゼンノロブロイとタップダンスシチーは3着と7着。
ロブロイはタップをマークしていて、そのタップは交わしたけど、後ろから来た馬に交わされてしまいました。
去年の秋にG1を3連勝したとは言え、6か月ぶりの実戦が響いたのかもしれません。
タップは4角先頭で勝ちに行きましたが、直線で伸びきれませんでした。
ロブロイとは逆に前哨戦の金鯱賞を勝ったとは言え、8歳馬ですからねぇ。
目に見えない疲れがあったのかもしれません。
さて、これで春競馬のG1はおしまい。
秋の話題は、何と言ってもディープインパクト。
果たして、無敗の3冠馬が誕生するのか?
連勝をストップする馬が出てくるのか?
宝塚記念を見る限り、古馬に該当馬はいなそうです。

[keiba] 第55回安田記念

第55回安田記念は、アサクサデンエンが優勝しました。
前哨戦の京王杯スプリングカップをレコード勝ちしている割には人気が無いなぁと思ってたんですよね。
実績を考えて、テレグノシスやダンスインザムードが人気になるのも分からないではないですが…。
直線が長くて、ごまかしの効かない府中で1.32.3の勝ちタイムは立派です。
6歳にして本格派ですね。
2着のスイープトウショウもスタートで出遅れた割にはよく追い込みました。
さすが秋華賞馬。
香港から参戦したサイレントウィットネスも健闘しました。
マイルは長いかなぁ?とも思いましたが、あわやと言う見せ場も作りました。
さて、GIも宝塚記念までしばらくお休みです。
現役最強古馬のゼンノロブロイがその実力を発揮するのでしょうか?