[F1] 『スーパー・アグリ・フォーミュラワン』の名前なし

1日(木)FIAから発表された2006年F1エントリーリストに、注目の亜久里チーム『スーパー・アグリ・フォーミュラワン』の名前はなかった。情報は錯綜しているが、FIAから申請手続きの不備を指摘され、書類の再提出を求められたというのが有力だ。またコンストラクターズとしてのシャシー製作の問題について論点になったという話もある。再申請で後からエントリーが認められる可能性はあるとはいえ、いったん発表になった後の場合では、全チームの了承が必要とされるケースが考えられる。その場合、巨額なチーム分配金に影響を与えることから、下位チームの承諾を得るのは極めて困難が予想される。

亜久里チームの来季参戦は厳しそうですねぇ。
もっとも、ホンダにしろフジテレビにしろ日本人ファンにしろ、一番の興味は佐藤琢磨選手の来季シート。
だから、琢磨選手がミッドランドで走れるのであれば、亜久里チームは無理しなくても良いと思うのですが…。
琢磨選手が来季走れないと言う最悪の選択肢だけは避けて欲しいです。

[F1] 佐藤琢磨、亜久里チーム入りを明言

23日(水)ツィンリンクもてぎで開かれたホンダのファン感謝デー『ホンダ・レーシング・サンクスデー』に出席した佐藤琢磨は、来シーズンの去就について鈴木亜久里氏の『スーパー・アグリ・フォーミュラワン』入りすることを明言した。
もっとも、ジョーダン・チーム(来季ミッドランド)のシートも埋まりつつあり、事実上佐藤琢磨にも他の選択肢はない状況だ。
同チームについてはまだFIAから正式エントリー受理の確認は得られていないが、すでに英国オクスフォード・リーフィールドのファクトリーではマシンの製作が進められていて、来年2月中にはなんとか実走行にこぎ着けたいと、亜久里代表は語っている。

一時はオールジャパンで盛り上がったものの、だんだん厳しい現実が見えてきましたねぇ。
亜久里チームがFIAに参戦を受理されなければ、佐藤琢磨選手は来季のシートを失いそうです。
それまでミッドランドが待っている可能性もなくはないでしょうが…。
それに、受理されたとしても、チームの戦闘力はかなり低そうです。
BARのシャシーを使う案はNGで、残されたのは旧アロウズのシャシーを使う案。
それも3年前の2002年製。
エンジンだけはかろうじてホンダ製。
トヨタですら1年目は散々だったのに…。
こうなったら、亜久里チームの参戦が受理されなくて、琢磨選手はミッドランド入り…ってのを希望します。

[F1] 2006年F1カレンダー修正版(11/16)

先月発表された2006年のF1カレンダーが、16日一部修正された。変更されたのは連続開催となっている10月1日の中国GPと10月8日の日本GPで、これが入れ替わる形となったもの。理由は不明だが、FIAではJAF(日本自動車連盟)とFASC(中華人民共和国スポーツ自動車連盟)と協議した結果と説明している。

日本側が変更を申し出たんでしょうね。
だって、日本では10月の第2月曜日は祝日ですから。
日本GPが第2週に開催されれば、決勝の翌日は休日になります。
翌日が平日か休日かじゃ大違い。
平日だったら、急いで帰ろうとする人も増えるから、決勝後は道路も電車も大混雑。
休日だったら、深夜や翌日まで現地に残る人もいるので、多少は分散されます。
鈴鹿観戦派にとっては嬉しい変更です。
2005.11.18 追加

中国では10月1日は国慶節で1週間の休日の真っ只中。これは1949年の同日に、故毛沢東・主席が北京・天安門の楼上から共和国成立を宣言した記念の日で中華人民共和国としての建国記念日を指す。

中国側も都合が良かったみたいです。

[F1] 『11番目のチーム』正式発表! 代表は亜久里氏!

長い間噂だけが一人歩きしていた『11番目のチーム』がついて正式発表された。
これは1日(火)午後、都内のホンダ本社で鈴木亜久里氏が明らかにしたもので、噂通り代表は亜久里氏。
チーム名は『SUPER AGURI Formula 1』になる。
噂通りホンダの『V8-2.4リッター』エンジンを搭載するというもので、FIAへの2006年エントリーはすでに済ませたとのことだが、まだその他の詳細については明らかにされなかった。

やー。代表は亜久里さんでしたかぁ。
しかも、代表を始めシャシー、エンジン、タイヤ、ドライバー、メインスポンサーが日本の純国産チーム!!
FIAに参戦が受理されると良いですね。
ワクワク♪

[F1] 2006年F1カレンダー

26日(水)FIAは2006年F1カレンダーを発表した。
これまで開幕戦として定着していたオーストラリアGPは、既報の通り4月に移動。
バーレーンGPが初めて第1戦を担うことに。
一方、最終戦は再びブラジルGPに戻った。
心配されたサンマリノやベルギーも残留。
一部に名前の上がった富士はなし。
2005年シーズンと同じ全19戦で行われる。

富士はこのまま噂で終わりそうですね。
19戦でも多いと言う話もありますから、どこかのGPが無くならないと難しいでしょうね。
それは鈴鹿かもしれませんが…。
その鈴鹿は10/1かぁ。
月曜日が休日で無いだけに辛いなぁ。
10/8に変更希望!!

[F1] 2006年、新予選方式とタイヤ交換復活へ

24日(月)ロンドンで行われたFIAのF1委員会は、提案された2006年と2007年のレギュレーション変更について、いずれも承認された。
2006年
・ノックアウト方式による新チーム予選方式の導入
・レース中のタイヤ交換容認
2007年
・CDGリヤウィングの導入
・スリックタイヤへの回帰

今年のように1台づつ走る予選は、日本グランプリでドラマを生んだように、ショーとしては面白い。
ただ、スポーツとして考えたら正しくなく、速い人が前へ行くのが正しい。
ハンディキャップと言う考え方もありますが、最高峰のレースでは不要です。
1台づつ走る予選の前は、一斉に走っていましたが、グリップの良くなる後半まで走らない車も多かった。
前半は1台も走らないなんてことも。
これではテレビ的に良くないってことで生まれたのがノックアウト方式。
これは良いね。
タイヤ交換も安全性を考えたら仕方が無いでしょう。
エンジンの排気量が小さくなって、タイヤでスピードを落とさなくても良くなったし。
どちらも良い変更なんじゃないでしょうか?
個人的には、コース上での追い越しが増える変更があれば良いんだけど…。

[F1] 佐藤琢磨、ホンダ・エンジン新チームに移籍も

ホンダは、年内のB.A.Rチーム株式完全取得を表明すると共に、2006年シーズン新たに新規参入するチームがあることを示唆。
そしてこのチームへホンダ・エンジン(2006年用『V8-2.4リッター』)を供給する用意があることを匂わせた。
この新チームは現在のどこの自動車メーカーにも属していないということだが、詳細は明らかにされなかった。
またこれに呼応し、佐藤琢磨がこの新チームからオファーを受けていることも会見で明らかにされた。

毎年、この時期に何らかの発表がありますが、11番目の新チームとは想定外でしたねー。
ウイリアムズやレッドブル(現ミナルディ)にホンダエンジンを供給するのかと思ってました。
ただ、詳細は明らかになっていないとのこと。
過去に噂に上がっていたのは、「ドバイF1」ですが…。
まだ確定した訳ではないですが、これで琢磨選手のシートに希望の光が射して来ました。
日本グランプリも盛り上がりそうです。
頑張れ、琢磨!!

[F1] バトン残留が決定、佐藤琢磨のシートが…!

B・A・R・ホンダが2006年ドライバーラインアップを確定。来季はジェンソン・バトン、ルーベンス・バリケロ(バリチェロ)の布陣で戦うことを正式発表した。

噂になっていましたが、とうとう正式発表です。
まだ、1勝もしていないドライバーに年間数十億円の価値があるのかどうかは疑問ですが…。
それはともかく、これで佐藤琢磨選手は2006年のBAR正ドライバーのシートを失いました。
来季はBARのサード(テスト)ドライバーになるか、他チームのシートを探すか、他シリーズに参戦するか…。
過去の日本人ドライバーと比較して、琢磨選手は英語は普通に話せるし、速さも十分にあると思います。
ただ、今季は結果が出ませんでした。
琢磨選手だけが悪い訳ではないですが、プロは結果が全てですから。
せめて、残りのグランプリでは結果を出して欲しい!!
日本グランプリでの表彰台を期待しています!!

[F1] 琢磨ピンチ、BARとバリチェロが契約

F1のBARホンダは16日、今季限りでフェラーリとの契約が切れるドライバー、ルーベンス・バリチェロ(ブラジル)と来季から複数年の契約を結んだと発表した。バリチェロは93年のデビュー以来、212戦で9勝を挙げ、61度表彰台に上がっている。「私の目標である個人の総合優勝のために新たなモチベーションが必要だと思った。大変うれしい」。移籍濃厚だったバトンが残留を希望しており、佐藤琢磨の立場も厳しくなってきた。

噂されてきましたが、正式発表されましたか。
これで、琢磨の残留はバトン次第になってしまいました。
契約上、バトンはウィリアムズへ移籍することになってはいますが…。
ただ、その場合でも、ウィリアムズから入れ違いでハイドフェルドが来るとの噂も…。
バトンに関係無く、琢磨の残留はもう無くなってしまったのでしょうか???
F1中継19年目で初の日本グランプリ生中継だと言うのに、悲しいお知らせだけは聞きたくないよ。

[F1] マッサがフェラーリ入り、バリチェロ離脱

フェラーリF1チームは2日、フェリペ・マッサを2006年シーズンドライバーに起用したと発表した。マッサは現在ザウバーに在籍。これに伴い、今シーズン限りでルーベンス・バリケロ(バリチェロ)がチームを離れる。

先にマッサ移籍が発表になるとは意外でした。
これで、バリチェロのBAR移籍も濃厚でしょう。
契約上、バトンはウィリアムズへ移籍する予定ですが、BARに残留したら佐藤琢磨のシートは消滅です。
いくらホンダの後ろ盾があるとは言え、今年はまだ1ポイントですから…。
琢磨が残留するには、1ポイントでも多くポイントを獲得して、アピールするしかありませんが…。
また、日本にF1氷河期がやってくるのでしょうか?