[F1] 2007年第12戦トルコGP決勝

チャンピオンシップが面白くなる結果になりました。
優勝したのはフェリペ・マッサ。
同僚のライコネンよりガソリンを多く積んで、ライコネンより予選上位に行けたのが勝因でしょうね。
決勝でもミスなく走り切りました。
逆にライコネンにとっては、予選で失敗したのが全て。
それでも、マクラーレン2台より前でフィニッシュ出来たので、悪くはないですが…。
アロンソは予選もスタートも失敗したことを考えれば、3位も上出来。
ハミルトンはタイヤがバーストしたことを考えれば、5位も上出来。
今回、面白いのはトップ4の順位がドライバーズランキングの逆順になったことです。
これで1位と4位が21ポイント差だったのが16ポイント差までに縮まりました。
マクラーレンの2台が2戦連続ノーポイントで終われば、フェラーリの2台が逆転することも可能です。
我らが佐藤琢磨は18位。
終始ペースが上がりませんでした。
スタート直後の混乱にも巻き込まれちゃいましたし。
上手く交わせばジャンプアップもあったでしょうが、運も味方しなかったですね。
次戦に期待しましょう。

[F1] 2007年第12戦トルコGP予選

ハンガリーのような混乱も無く、順当な結果でした。
トップ4におけるポールポジション争いはフェリペ・マッサに軍配。
マシンも人間の能力も接近している中、ミス無く走れたのが勝因でしょう。
決勝では優勝、少なくともハミルトンより前でゴールしたいところです。
ハミルトンより前でゴールしたいのは、アロンソとライコネンも一緒。
3人が表彰台に上がってハミルトンが4位以下に沈むようなら、チャンピオンシップも面白くなりますが…。
我らが佐藤琢磨は19位。
ここ最近、同僚のデビッドソンより予選順位が下なのが気になります。
多くは望めない位置ですし、決勝では完走目指して頑張ってもらいたいですね。

[F1] 2007年第11戦ハンガリーGP決勝

予選が大混乱した割には、レースはあっさり1コーナーで終わりました。
ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン。
抜けないサーキットではありますが、最後までミスをしなかったのはサスガです。
ポールポジションを剥奪されたフェルナンド・アロンソもよく追い上げましたが、4位が精一杯。
予選でのつまらない行為のせいで、10ポイントはおろか取れるハズの8ポイントも逃してしまいました。
最後にこの3ポイントが響かなければ良いのですが…。
我らが佐藤琢磨選手は15位。
1周目にフェラーリのフェリペ・マッサを抜いたところがハイライトでした。
チームが資金的に苦しいようですが、次戦も何とか頑張ってもらいたいですね。

[F1] 2007年第11戦ハンガリーGP予選

何とも後味の悪い予選結果となりました。
予選1位はフェルナンド・アロンソで2位はルイス・ハミルトン。
だったのですが、アロンソはハミルトンの予選を邪魔してポールポジション剥奪!!
5グリッド降格のペナルティを受けてしまいました。
マクラーレンは、アロンソがクリアラップを取れるようにピットアウトのタイミングを調整してました。
ただ、アロンソは、それを利用したんですね。
ロリポップが上がってGOサインが出ているにも関わらず、タイムアタックのギリギリまで待ってました。
そのせいで、後ろでピットイン作業を待っていたハミルトンは、最後のタイムアタックが出来ず。
ペナルティは当然でしょう。
去年のモナコGPでシューマッハがコース上に止まったことがありましたが、それより悪質では?
シューマッハの場合は曲がり切れなかったって言い訳が出来ましたけどね。
決勝も何だか波乱含みな予感がします。
レース以外の部分で盛り上がるのではなく、レース自体で盛り上がることを希望します。

[F1] 2007年第10戦ヨーロッパGP決勝

雨で大混乱のレースとなりましたが、終わってみれば順当な結果でした。
2位スタートのフェルナンド・アロンソが安定した走りで優勝。
最後のフェリペ・マッサとのバトルは見どころがありました。
バトルはレースが終わって表彰式が始まるまで続いていました。
テレビ中継であんな様子が映し出されるのは珍しいですね。
今回の勝利でランキング・トップのルイス・ハミルトンとの差はほぼなくなりました。
チャンピオンシップが面白くなってきましたね。
そのハミルトンは、とうとう連続入賞がストップしてしまいました。
幸運も不運も訪れて、結局予選の大クラッシュで失った順位は取り戻せませんでした。
まぁでも、あれだけの大クラッシュがあって、無事にレースに出場できたのは不幸中の幸いでした。
佐藤琢磨選手はリタイア。
リタイアするマシンが多くてポイント獲得のチャンスでしたが、自分もリタイアしてしまっては…。
マシントラブルなので仕方がないですけどね。
次戦に期待です。

[F1] 2007年第10戦ヨーロッパGP予選

Q3でルイス・ハミルトンが大クラッシュ!!
一瞬セナの事故が頭をよぎりました。
外傷がなかったのがなにより。
無事に決勝に出て来て欲しいですね。
我らが佐藤琢磨選手は16位。
チームメイトのデビットソンと一緒にQ2へ進んだのは立派です。
決勝では入賞目指して頑張って欲しいですね。

[F1] 2007年第9戦イギリスGP決勝

キミ・ライコネンが復活の2連勝。
ルイス・ハミルトンがピットインしている間の走りは全盛期のミハエル・シューマッハを彷彿させました。
ライコネンがようやく本来の力を発揮してきて、チャンピオンシップが面白くなってきましたね。
地元グランプリのルイス・ハミルトンは3位。
ポールポジションは取りましたが、それは他の上位陣より燃料が少なかったからでした。
ただ、地元優勝は逃したとは言え、連続表彰台は継続中。
優勝は4人で分け合っても、最終的にはこの安定感がモノを言うかもしれません。
フェリペ・マッサは予選4位ながらも、スタートできずにピットスタート。
ほぼ最後尾から5位まで追い上げたのは立派でした。
結果的に追い越しがたくさん見れることになって、見ている方は面白かったです。
佐藤琢磨選手はTカーに乗り換えたこともあり、完走が精一杯でした。
流れが悪くなってきていますが、次戦まで2週間あるので、その間に立て直してもらいたいですね。

[F1] 2007年第9戦イギリスGP予選

ポールポジションはルイス・ハミルトン。
見事、地元ファンの期待に応えました。
地元でポールを取れるなんて最高の気分でしょうね。
最高の最高は、もちろん優勝ですが。
あっさり優勝してしまうだけの実力はありますが、果たして?
2位はキミ・ライコネン。
最終コーナーでふくらむミスが無ければポールはライコネンでした。
マクラーレンとの力の差は無いですし、決勝で良いレースが見たいですね。
佐藤琢磨選手は21位。
最後のアタックに一縷の望みを託していたのに、イエローフラッグが振られてしまってジエンド。
イエローフラッグの原因を作ったのがチームメイトのアンソニー・デビッドソンだけに怒るに怒れません。
決勝も苦しい戦いになるかと思いますが、完走目指して頑張って欲しいですね。

[F1] 2007年第8戦フランスGP決勝

予選同様、決勝でもフェラーリが速さを取り戻しました。
優勝したのはキミ・ライコネン。
ルイス・ハミルトンをスタートで交わし、フェリペ・マッサをピットインのタイミングで交わしました。
ライコネンは開幕戦以来の今季2勝目。
ランキング4位のライコネンが勝って、チャンピオンシップが面白くなってきました。
しかも上位4人が2勝ずつ。
まだまだ行方は分かりません。
ランキング・トップのルイス・ハミルトンは3位。
フェラーリの2台には差を付けられましたが、これでデビュー以来8戦連続の表彰台。
新人らしからぬ安定感は末恐ろしいです。
来週開催の地元イギリスGPは、お祭り騒ぎでしょうね。
今回、一番面白いレースをしたのがフェルナンド・アロンソ。
ニック・ハイドフェルドとジャンカルロ・フィジケラをコース上で交わしたのは見事でした。
ただ、こういうのを見てしまうと、普段のレースは危険を冒さないようにしているのが分かりますね。
ポイントを上積みしようとして、接触して0ポイントに終わるよりは、最初から勝負しないでポイントを守る。
現状のポイントシステムなら、そうなるのも仕方がないですが…。
例えば1位を12ポイントにしたりして価値を高めると、今より面白いレースが見られるかもしれません。
我らが佐藤琢磨は16位完走。
最後尾スタートの上、マシンに問題があるような状況では、完走しただけでも立派でしょう。
ペナルティも無くなったことですし、来週は良いレースが見れることを期待します。

[F1] 2007年第8戦フランスGP予選

ヨーロッパに帰ってきて、フェラーリのフェリペ・マッサが久々のポールポジション。
フェラーリが戦闘力を取り戻してきて、予選も決勝も楽しみになってきました。
マクラーレンのルイス・ハミルトンは惜しくも2位。
最強のチームメイトが脱落して気が抜けたのでしょうか?
そのアロンソはQ3でノータイムの10位。
新人にポイントで後れを取っている上にトラブルまで発生して、何だか流れが悪くなってきてますね。
佐藤琢磨選手は19位。
ペナルティ持ち越しで10グリッド後退することを考えれば、予選は何位でも大差ありませんでした。
前を走るマシンとの戦闘力の差も小さいですし、決勝では最後尾からの追い上げに期待です。