決勝でも熱いバトルが見られました。
ハイライトは残り35週目。
ハミルトンにアロンソが追い付き、スリップストリームを利用して追い越そうとしたところです。
ハミルトンはマシンを外側に移動させながら、よく踏ん張りました。
チームオーダーがあったら有り得ないシーンでした。
同じチーム同士のマシンも面白いですね。
極論を言えば、全チームが同じマシンなら、もっと面白い?
F1はドライバーだけでなく、コンストラクターでも競争しているので難しいとは思いますが…。
その後のアロンソは、特にプレッシャーをかける訳でもなく、確実にポイントを獲りにいった感じ。
その結果、ハミルトンが北米シリーズ2連勝。
もうハミルトンが新人だってことは忘れた方が良さそうです。
我らが佐藤琢磨は序盤でリタイア。
スーティルを追い越したところまでは良かったのですが…。
追い越し直後に白線に乗ってしまってグラベルに飛び出し、身動きが取れずにジエンド。
イエローフラッグ無視によるペナルティを受けていただけに、無理をしなくても良かったかなぁ?
悪いことに今回のレースでペナルティを受けなかったことで、ペナルティが次戦へ持ち越しになりました。
次戦は予選10グリッド降格です。
しかし、ペナルティ自体が微妙な気もしますけどね。
メインストレートでバトンに追い越され、それを追い越し返しただけですし。
しかも、マシン1台以上追い越された訳でもなく、並走してたと言っても良い状態。
ルールとは言え、ちょっとかわいそうな裁定でした。
マシン自体の戦闘力はあるので、ヨーロッパラウンドでの活躍を期待したいと思います。
カテゴリー: 2007年F1
[F1] 2007年第7戦アメリカGP予選
佐藤琢磨選手は17位。
カットライン付近で0.1秒の間に数人がひしめく混戦。
琢磨選手は惜しくもQ2進出を逃してしまいました。
1周1分以上走って、たったの0.1秒の間で明暗が分かれるのですから、厳しい世界ですよね。
でも表彰台に上がったこともあるサーキットですし、決勝での走りに期待です。
ポールポジションは2戦連続でルイス・ハミルトン。
驚異の新人の快進撃はどこまで続くのでしょうか?
[F1] 2007年第6戦カナダGP決勝
セーフティカー導入4回、失格者2人、完走12台の大荒れのレースでした。
レース残り44周でロバート・クビサが大クラッシュ!!
最悪の事態も考えてしまいましたが、ドライバーは軽傷とのこと。
F1が安全になって良かった、良かった。
そんな中、新人のルイス・ハミルトンがデビュー6戦目にしてポール・トゥ・ウィン。
いろんなことが起きて集中しづらいだろうに、きっちり完走して優勝するところはさすがです。
セーフティカーが導入されたのがいづれもピットイン後だったりして、運も味方していました。
優勝したことで、新人でワールドチャンピオン獲得も現実味を帯びてきましたね。
F1界のタイガー・ウッズになれますでしょうか?
2年連続ワールドチャンピオンのアロンソですが、全然良いところがなかったですね。
新人のチームメイトが1位を走行している焦りからか、1コーナーで何度もコースオフ。
そしてセーフティカー導入で給油禁止中の時間帯なのに給油して10秒ペナルティ。
最後は佐藤琢磨選手の引き立て役に終わりました。
その佐藤琢磨選手ですが、6位完走で3ポイント獲得!!
レース中盤ではフェラーリのライコネン、マクラーレンのアロンソと互角のレース。
そしてレース終盤ではコース上でラルフ、アロンソを交わしての6位フィニッシュ。
スーパーアグリのマシンがコース上でマクラーレンのマシンを交わすとはね…。
1年前、いや今シーズンが始まるまでは想像も出来ませんでした。
地上波の解説陣は悔しがっていましたが、2回目のピットインで給油しなくて正解だったのかもしれません。
すぐさま3回目のピットインを行い、性能の劣るソフトタイヤから再度ハードタイヤに交換出来ましたし。
それがなければ、最後の追い抜きはありませんでした。
そもそも2回目のピットインで給油して良かったのかどうか?微妙なタイミングでした。
さて、次週は連戦でアメリカGP。
佐藤琢磨選手に3年前の再現を期待しましょう。
目指せ表彰台!!
[F1] 2007年第6戦カナダGP予選
マクラーレンのチームメイト同士のバトルが熱かったですね。
2年連続ワールドチャンピオンのアロンソと新人のハミルトン。
この2人のポールポジション争いにワクワクドキドキしました。
結局は新人のハミルトンが初ポール。
このまま決勝でも初優勝となりますでしょうか?
我らが佐藤琢磨は11位。
Q3進出まで、もう少しでした。
調子は悪くないようですし、決勝でも良い走りを期待したいです。
[F1] 2007年第5戦モナコGP決勝
伝統の一戦は順当な結果に終わりました。
注目のスタートも上位3台に順位の変動はなし。
レース中盤でトップのアロンソにハミルトンが接近する場面もありましたが、そこまで。
なんたって、ここは1992年当時に無敵だったマンセルですらセナを抜けなかったコースですから。
と言う訳で、アロンソとハミルトンは予選順位通りにフィニッシュ。
それより、フェラーリのマッサがマクラーレンの2台に大きく引き離されたのが気になりました。
今後はマクラーレン中心になっていくのでしょうか?
佐藤琢磨選手は完走が精一杯。
レースで大きなアクシデントも無かったので、予選順位を考えたらそれも仕方がないですね。
次戦に期待しましょう。
[F1] 2007年第5戦モナコGP予選
予選が大事なモナコGP。
ポールポジションを獲得したのは、フェルナンド・アロンソでした。
チームメイトとの熱いポール争いを制しました。
ミハイルと言う強敵が引退しても、アロンソにはハミルトンの存在が良い刺激になってますね。
まだ優勝もしていない新人をライバルとは思ってないかもしれませんが。
そのルイス・ハミルトンが2位。
F1では新人ですが、モナコGP自体は各カテゴリで制してきて3戦3勝。
得意としているコースなだけに、スタート次第では優勝も十分ありえます。
明日は歴史的快挙の瞬間に立ち会えるかもしれません。
佐藤琢磨は21位。
もう1周する予定でコースインしていたのに、チェッカーフラッグが振られてしまって時間切れ。
チームの作戦ミスでしょうか?
予選は残念な結果に終わりましたが、決勝では完走目指して頑張ってもらいたいです。
事故が起きてサバイバルレースになるかもしれないですからね。
決勝での走りに期待しましょう。
[F1] 2007年第4戦スペインGP決勝
感動した!!
参戦2年目のスーパーアグリチームの佐藤琢磨選手が8位に入賞しました。
最後は見てて涙が止まりませんでした。
おめでとう。
そして、ありがとう。
元チームメートのフィジケラやバトンを抑えての入賞だけに価値があります。
ただのジンクスかもしれませんが、こうなったら浜田さんには全戦観戦に行って欲しいくらいです。
さて、次回はモナコGP。
予選を決めての連続入賞を期待してます。
[F1] 2007年第4戦スペインGP予選
佐藤琢磨選手にとっては悔しい予選でした。
順調にQ1をクリアして向かえたQ2。
まさかのトラブルでコース上にストップ。
Q3進出の可能性もあっただけに残念でした。
決勝では頑張って欲しいです。
[F1] 2007年第3戦バーレーンGP決勝
レースはいきなり2台のマシンがクラッシュ。
大荒れの展開になるかと思いきや、レースは順当にマッサがポールトゥウィン。
前2戦の汚名を返上しました。
特に第2スティントでハミルトンのペースが落ちてからは独走状態でした。
マッサが勝ったことで、ドライバーズ・チャンピオンシップは四つ巴の面白い展開になりそうです。
ライコネンとアロンソは、積極的に勝ちに行っていない感じがしました。
特にアロンソは、次戦が地元スペインなだけに、エンジンを温存していた感がアリアリ。
コース上でBMWのハイドフェルドに交わされましたしね。
それほど本気じゃなかったのでしょう。
スーパーアグリの2台は、2台ともエンジンブローでリタイア。
同じエンジンを使っているので、1台が壊れればもう1台も壊れる可能性は高いですが…。
ただ、ホンダのバリチェロは完走しているんですよね。
エンジンが違うのでしょうか?
さて、次戦はスペインGP。
サンマリノGPが無くなったので、1か月後になります。
序盤戦で不振だったチームも巻き返しを図ってくることでしょう。
そこで今季の本当の勢力図が見えてきます。
スーパーアグリが序盤戦の戦闘力を保てていることを祈りたいです。
[F1] 2007年第3戦バーレーンGP予選
佐藤琢磨選手は17位でQ2にも進むことが出来ませんでした。
16位との差はわずか0.017秒。
トップとの差も1.541秒しかない混戦。
ミスなく走ればQ3まで進めることもありますが、ちょっとミスればQ1で脱落してしまいます。
今回の琢磨選手は後者でした。
その証拠に同僚のデビッドソンがQ1を7位で通過してますしね。
ちょっとしたミスで結果が大きく異なってしまいました。
さて、ポールポジションはフェリペ・マッサ。
フェラーリとマクラーレンのマシンが4位までを占める中、一番ポールを取りたかったでしょうね。
前回のレースでミスをして優勝を逃してますし。
決勝で汚名返上となりますでしょうか。