[F1] 2007年第8戦フランスGP決勝

予選同様、決勝でもフェラーリが速さを取り戻しました。
優勝したのはキミ・ライコネン。
ルイス・ハミルトンをスタートで交わし、フェリペ・マッサをピットインのタイミングで交わしました。
ライコネンは開幕戦以来の今季2勝目。
ランキング4位のライコネンが勝って、チャンピオンシップが面白くなってきました。
しかも上位4人が2勝ずつ。
まだまだ行方は分かりません。
ランキング・トップのルイス・ハミルトンは3位。
フェラーリの2台には差を付けられましたが、これでデビュー以来8戦連続の表彰台。
新人らしからぬ安定感は末恐ろしいです。
来週開催の地元イギリスGPは、お祭り騒ぎでしょうね。
今回、一番面白いレースをしたのがフェルナンド・アロンソ。
ニック・ハイドフェルドとジャンカルロ・フィジケラをコース上で交わしたのは見事でした。
ただ、こういうのを見てしまうと、普段のレースは危険を冒さないようにしているのが分かりますね。
ポイントを上積みしようとして、接触して0ポイントに終わるよりは、最初から勝負しないでポイントを守る。
現状のポイントシステムなら、そうなるのも仕方がないですが…。
例えば1位を12ポイントにしたりして価値を高めると、今より面白いレースが見られるかもしれません。
我らが佐藤琢磨は16位完走。
最後尾スタートの上、マシンに問題があるような状況では、完走しただけでも立派でしょう。
ペナルティも無くなったことですし、来週は良いレースが見れることを期待します。

[F1] 2007年第8戦フランスGP予選

ヨーロッパに帰ってきて、フェラーリのフェリペ・マッサが久々のポールポジション。
フェラーリが戦闘力を取り戻してきて、予選も決勝も楽しみになってきました。
マクラーレンのルイス・ハミルトンは惜しくも2位。
最強のチームメイトが脱落して気が抜けたのでしょうか?
そのアロンソはQ3でノータイムの10位。
新人にポイントで後れを取っている上にトラブルまで発生して、何だか流れが悪くなってきてますね。
佐藤琢磨選手は19位。
ペナルティ持ち越しで10グリッド後退することを考えれば、予選は何位でも大差ありませんでした。
前を走るマシンとの戦闘力の差も小さいですし、決勝では最後尾からの追い上げに期待です。

[F1] 2007年第7戦アメリカGP決勝

決勝でも熱いバトルが見られました。
ハイライトは残り35週目。
ハミルトンにアロンソが追い付き、スリップストリームを利用して追い越そうとしたところです。
ハミルトンはマシンを外側に移動させながら、よく踏ん張りました。
チームオーダーがあったら有り得ないシーンでした。
同じチーム同士のマシンも面白いですね。
極論を言えば、全チームが同じマシンなら、もっと面白い?
F1はドライバーだけでなく、コンストラクターでも競争しているので難しいとは思いますが…。
その後のアロンソは、特にプレッシャーをかける訳でもなく、確実にポイントを獲りにいった感じ。
その結果、ハミルトンが北米シリーズ2連勝。
もうハミルトンが新人だってことは忘れた方が良さそうです。
我らが佐藤琢磨は序盤でリタイア。
スーティルを追い越したところまでは良かったのですが…。
追い越し直後に白線に乗ってしまってグラベルに飛び出し、身動きが取れずにジエンド。
イエローフラッグ無視によるペナルティを受けていただけに、無理をしなくても良かったかなぁ?
悪いことに今回のレースでペナルティを受けなかったことで、ペナルティが次戦へ持ち越しになりました。
次戦は予選10グリッド降格です。
しかし、ペナルティ自体が微妙な気もしますけどね。
メインストレートでバトンに追い越され、それを追い越し返しただけですし。
しかも、マシン1台以上追い越された訳でもなく、並走してたと言っても良い状態。
ルールとは言え、ちょっとかわいそうな裁定でした。
マシン自体の戦闘力はあるので、ヨーロッパラウンドでの活躍を期待したいと思います。

[F1] 2007年第7戦アメリカGP予選

佐藤琢磨選手は17位。
カットライン付近で0.1秒の間に数人がひしめく混戦。
琢磨選手は惜しくもQ2進出を逃してしまいました。
1周1分以上走って、たったの0.1秒の間で明暗が分かれるのですから、厳しい世界ですよね。
でも表彰台に上がったこともあるサーキットですし、決勝での走りに期待です。
ポールポジションは2戦連続でルイス・ハミルトン。
驚異の新人の快進撃はどこまで続くのでしょうか?

[F1] 2007年第6戦カナダGP決勝

セーフティカー導入4回、失格者2人、完走12台の大荒れのレースでした。
レース残り44周でロバート・クビサが大クラッシュ!!
最悪の事態も考えてしまいましたが、ドライバーは軽傷とのこと。
F1が安全になって良かった、良かった。
そんな中、新人のルイス・ハミルトンがデビュー6戦目にしてポール・トゥ・ウィン。
いろんなことが起きて集中しづらいだろうに、きっちり完走して優勝するところはさすがです。
セーフティカーが導入されたのがいづれもピットイン後だったりして、運も味方していました。
優勝したことで、新人でワールドチャンピオン獲得も現実味を帯びてきましたね。
F1界のタイガー・ウッズになれますでしょうか?
2年連続ワールドチャンピオンのアロンソですが、全然良いところがなかったですね。
新人のチームメイトが1位を走行している焦りからか、1コーナーで何度もコースオフ。
そしてセーフティカー導入で給油禁止中の時間帯なのに給油して10秒ペナルティ。
最後は佐藤琢磨選手の引き立て役に終わりました。
その佐藤琢磨選手ですが、6位完走で3ポイント獲得!!
レース中盤ではフェラーリのライコネン、マクラーレンのアロンソと互角のレース。
そしてレース終盤ではコース上でラルフ、アロンソを交わしての6位フィニッシュ。
スーパーアグリのマシンがコース上でマクラーレンのマシンを交わすとはね…。
1年前、いや今シーズンが始まるまでは想像も出来ませんでした。
地上波の解説陣は悔しがっていましたが、2回目のピットインで給油しなくて正解だったのかもしれません。
すぐさま3回目のピットインを行い、性能の劣るソフトタイヤから再度ハードタイヤに交換出来ましたし。
それがなければ、最後の追い抜きはありませんでした。
そもそも2回目のピットインで給油して良かったのかどうか?微妙なタイミングでした。
さて、次週は連戦でアメリカGP。
佐藤琢磨選手に3年前の再現を期待しましょう。
目指せ表彰台!!

[F1] 2007年第6戦カナダGP予選

マクラーレンのチームメイト同士のバトルが熱かったですね。
2年連続ワールドチャンピオンのアロンソと新人のハミルトン。
この2人のポールポジション争いにワクワクドキドキしました。
結局は新人のハミルトンが初ポール。
このまま決勝でも初優勝となりますでしょうか?
我らが佐藤琢磨は11位。
Q3進出まで、もう少しでした。
調子は悪くないようですし、決勝でも良い走りを期待したいです。

[F1] 2007年第5戦モナコGP決勝

伝統の一戦は順当な結果に終わりました。
注目のスタートも上位3台に順位の変動はなし。
レース中盤でトップのアロンソにハミルトンが接近する場面もありましたが、そこまで。
なんたって、ここは1992年当時に無敵だったマンセルですらセナを抜けなかったコースですから。
と言う訳で、アロンソとハミルトンは予選順位通りにフィニッシュ。
それより、フェラーリのマッサがマクラーレンの2台に大きく引き離されたのが気になりました。
今後はマクラーレン中心になっていくのでしょうか?
佐藤琢磨選手は完走が精一杯。
レースで大きなアクシデントも無かったので、予選順位を考えたらそれも仕方がないですね。
次戦に期待しましょう。

[F1] 2007年第5戦モナコGP予選

予選が大事なモナコGP。
ポールポジションを獲得したのは、フェルナンド・アロンソでした。
チームメイトとの熱いポール争いを制しました。
ミハイルと言う強敵が引退しても、アロンソにはハミルトンの存在が良い刺激になってますね。
まだ優勝もしていない新人をライバルとは思ってないかもしれませんが。
そのルイス・ハミルトンが2位。
F1では新人ですが、モナコGP自体は各カテゴリで制してきて3戦3勝。
得意としているコースなだけに、スタート次第では優勝も十分ありえます。
明日は歴史的快挙の瞬間に立ち会えるかもしれません。
佐藤琢磨は21位。
もう1周する予定でコースインしていたのに、チェッカーフラッグが振られてしまって時間切れ。
チームの作戦ミスでしょうか?
予選は残念な結果に終わりましたが、決勝では完走目指して頑張ってもらいたいです。
事故が起きてサバイバルレースになるかもしれないですからね。
決勝での走りに期待しましょう。

[F1] 2007年第4戦スペインGP決勝

感動した!!
参戦2年目のスーパーアグリチームの佐藤琢磨選手が8位に入賞しました。
最後は見てて涙が止まりませんでした。
おめでとう。
そして、ありがとう。
元チームメートのフィジケラやバトンを抑えての入賞だけに価値があります。
ただのジンクスかもしれませんが、こうなったら浜田さんには全戦観戦に行って欲しいくらいです。
さて、次回はモナコGP。
予選を決めての連続入賞を期待してます。